3Dアニメーション
SceneComposer上での3Dアニメーションの設定です。
3Dのアニメーションは、2Dのアニメーションと同じく『アニメーションタイムライン』のウィンドウを使います。
『アニメーションプロパティ』の追加を行う必要があります。
また、3Dの場合ツールで付けたアニメーションを持ち込むことも可能です。
1. 『アニメーションプロパティを追加』の登録
2. 『アニメーションタイムライン』での設定
3. 値を確認できる『アニメーション値』のウィンドウ
4. 3Dツールのアニメーション設定のインポート
1. 『アニメーションプロパティ』の登録
『シーンツリー』内にあるオブジェクトを選び、右クリックでメニューを出します。
メニュー内に『アニメーションプロパティを追加』があるのでそれを選びます。
『プロパティ』にCamera情報が表示されます。
『アニメーションプロパティ』のウィンドウが表示されます。
『既存のアニメーション』と『アニメーションを新規作成』が選べます。
『既存のアニメーション』 … すでに作成したアニメーションプロパティに紐付けます。
『アニメーションを新規作成』 … 新しくアニメーションプロパティを作成します。
※作ってない場合は、『アニメーションを新規作成』を選んでください。
アニメーション出来る項目は下記となります。
●プロパティ
Position … 位置
EulerAngles … 角度
Scale … 拡縮
Visible … 表示のON/OFF
Alpha Factor … 透明度(0~100%)
と、3Dアニメーションでは制御できるプロパティが5個存在します。
●補間
補間は、キーとキーの間の補間方法をどうするのかを設定することが出来ます。
ステップ … 0か1かの値だけの時に使います。間の補間なし
スプライン … 曲線を描き、補間します。ハンドルを使えば数値の変更を緩やか、もしくは素早くすることが出来ます。
線形 … 直線の補間をします。一律の値変化を繰り返し補間します。
※あとで変更することは可能です。
プロパティを選び、『OK』を押すと『ソリューションエクスプローラー』にアニメーションデータが作成されます。
2. 『アニメーションタイムライン』での設定
アニメーションデータが作成されるとそれを元に『アニメーションタイムライン』から、そのプロパティを使ったアニメーションを作ることが出来るようになります。
タイムラインに表示されたキーは、選択し移動することも出来ます。
キーの追加の場合は、タイムライン上で、右クリックを押して、『キーフレームの挿入』を押せば、キーを追加できます。
アニメーションデータが作成されるとそれを元に『アニメーションタイムライン』から、そのプロパティを使ったアニメーションを作ることが出来るようになります。
タイムラインに表示されたキーは、選択し移動することも出来ます。
キーの追加の場合は、タイムライン上で、右クリックを押して、『キーフレームの挿入』を押せば、キーを追加できます。
3. 値を確認できる『アニメーション値』のウィンドウ
このウィンドウでは、時間と設定したプロパティの情報が確認できます。
また、そこから値の修正も行うことが出来ます。(※1)
※1 デフォルトのレイアウトでは、『アニメーション値』は、『プロパティ』のウィンドウのところにあるので、タブを押して表示することが出来ます。
4. 3Dツールのアニメーション設定のインポート
3Dデータは、FBX、Gltf(Gltm)とインポートする際の拡張子が決まっていますが、
このデータの中にアニメーションデータを含むことが出来ます。
そのため、3Dツール上で、アニメーションデータを入れてインポートすることにより、
SceneComposer上でアニメーション設定を行わずともアニメーションを持ち込むことが可能となります。
持ち込めるアニメーションデータは、移動、回転、拡縮のパラメータのアニメーションとなっています。
そのため、その他の例えば骨を使ったアニメーション、頂点を使ったアニメーションなどは対応していません。