フォント設定と登録
SceneComposerでのフォントデータのインポート設定についての説明動画となります。
使いたいフォントをインポートするためには、下記の手順が必要となります。
動画ではまず、シーンエディターにデフォルトのフォントが指定されているcommonのTextを配置しています。
また、フォントとしては、フリーフォントの『NotoSansJP』を使用しています。
1. フォントのインポート
2. コンポジットフォントの作成
3. プロパティの設定
1. フォントのインポート
使いたいフォントがある場合、SceneCompositeでは、インポートして使用することが出来ます。
SceneCompositeには、すでに『OpenSans』の各種フォントがインポートされていますが、それ以外のフォントを使用する場合は、インポートする必要があります。
『Common』にある『Text』は、プロパティの『CompositeFontFamily』に『SansSerif-CompositeFont』を指定しています。
Defaultで入っているフォントは、日本語が使えないので、日本語を使えるフォントをインポートします。
『ソリューションエクスプローラー』上にある『Fonts』フォルダを選択して、右クリックし、
『リソースのインポート』を選択します。
インポートしたいフォントを選択し、インポートボタンを押します。
『ソリューションエクスプローラー』にフォントが追加されます。。
2. コンポジットフォントの作成
フォントは、インポートするだけでは使えなく、コンポジットフォントを作ることによって、使用できるようになります。
コンポジットフォントでは、インポートされたフォントの言語、Unicode範囲を設定することが出来る為、
設定をしないとフォントを使用することが出来ません。
『ソリューションエクスプローラー』にある『CompositeFonts』フォルダを選択し、右クリックで、『アイテムの追加』、その中の『コンポジットフォント…』を選択します。
※作成するフォルダは、『CompositeFonts』の場所でなくてもいいのですが、わかりやすくするために、『CompositeFonts』フォルダに追加する形をとっています。
作成するコンポジットフォントの名前も変えて置き、先ほどインポートしたフォントを指定します。
コンポジットフォント画面の右側にあるプラスボタンがついたアイコンを押すとフォントエントリー画面が出てきます。
このフォントエントリー画面で、『Unicode範囲』の『Hiragana』にチェックを入れます。
この『Hiragana』にチェックを入れることによって、平仮名が使えるようになります。
OKボタンをして、フォントエントリーが追加されたので、コンポジットフォント画面で、OKを押します。
これで、コンポジットフォントが作成されました。
3. プロパティの設定
配置してある『Text node』を選択します。
『プロパティ』の『Text』に『CompositeFontFamily』があるので、その右にある、『アイテム選択』アイコンをクリックすると『アイテム選択』画面になるので、先ほど作ったコンポジットフォントを選択し、OKボタンを押します。
『TextNode』で使用しているフォントが切り替わりました。
Defaultのフォントと似たフォントなので違いはわかりませんが、日本語(平仮名)が使えるようになりました。
実際にプロパティから『Text』項目に、平仮名を入力すると表示されることが確認できます。